2010年2月9日火曜日

- 竹島式典に石原伸晃氏ら出席へ 自民、政権との違い強調 -

竹島(韓国名・独島)の領有権確立に向け島根県が2月22日を「竹島の日」と 条例で定めたことを記念して開く式典に、自民党の石原伸晃組織運動本部長が 出席することが8日、党島根県連などへの取材で分かった。
 式典は5回目だが、自民党執行部の党代表としての参加は、政権与党時代に はなかった。県連幹部は理由を「民主党の竹島問題への姿勢は不明確で、主張 の違いを明確にしたい」と説明するが、政治資金問題に悩む鳩山政権を揺さぶる 狙いもありそうだ。
 県によると、石原氏のほか自民党からは細田博之前幹事長や青木幹雄前参院 議員会長が出席の意向。国民新党の亀井亜紀子参院議員や新党大地の鈴木 宗男代表も参加する予定だ。民主党国会議員は過去に一度も参加しておらず、 今回も出席の連絡はないという。
 竹島は1905年の閣議決定で島根県に編入され、県は100年後の2005年3月 に「竹島の日」条例を制定。韓国側が強く反発した経緯がある。
ソース : 2010/02/08 20:48 【共同通信】
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領土を護らない政治は国民も護らない。
竹島問題は拉致問題と根っこが繋がっている。

2010年1月20日水曜日

19世紀ドイツの地図も「竹島は日本領」明記、複数現存

2010.1.20 14:14
大阪大付属図書館に所蔵されていた竹島を日本領に含んだ1870年の地図(藤谷茂樹撮影)大阪大付属図書館に所蔵されていた竹島を日本領に含んだ1870年の地図(藤谷茂樹撮影)

 竹島島根県)と朝鮮半島の間に境界線を引き、日本領とした19世紀後期のドイツ製の地図が複数現存していることが20日、島根県竹島資料室の調べで分かった。大阪大付属図書館ではこのうち最も古い1870年製の地図を所蔵。これまでにも竹島を日本領とする19世紀の西洋製地図は見つかっているが、さらに複数の地図が確認されたことで、日本の領有権確立を補強するとともに、韓国側の主張への反論材料になるという。

 竹島資料室によると、大阪大のほか、海外の大学や古書店などへの調査で印刷時期の違うドイツの「シュティーラー地図」の所蔵を確認。1870~1899年の間に作製された約10枚で、竹島が日本領とされていた。

 竹島資料室では、これまでに島根県隠岐の島町の男性が所蔵する1872年のシュティーラー地図を確認。この地図上で、西洋名で書かれた竹島朝鮮半島の間に境界線が引かれていた。

 シュティーラー地図は、日清戦争後の1896年版では、台湾と中国大陸の間に境界線を引くなど、当時の国際情勢を反映。だが、現在は韓国領の鬱陵島を日本側に含むのは、日本人が同島に渡り活動していた影響とみられ、その経緯を詳しく検証する必要があるという。

 韓国側研究者は「1920年代まで西洋地図では独島竹島の韓国名)を韓国領に属すると分類していた」と主張している。

 竹島資料室の杉原隆竹島研究顧問は「国際的に認められてこの内容で発行が続いたとみられ、さらに分析を進めたい」としている。